ホステルという映画は実話なのか？事実VSフィクション！

ホステルという映画をみてホステルが怖くなった？いやいや、まずこの記事を読んでみて下さい。

ホステルという映画は本当に事実なのか？そのストーリーと脚本の信ぴょう性とは？

ホステルというホラー映画は2006年に公開されました。メインストリームの映画の中でもとても怖い映画だと話題になりました。 この賛否両論あった映画については本当なのかどうかいくつもの推測や理論がありました。まずそれを解明するために脚本がどんなものだったか見ていきましょう。

'Hostel' という映画は2人のアメリカ人がヨーロッパにバックパッカーとして旅をしに行く話です。2人は旅をしている途中でアイスランドで他の旅人と出会い旅を一緒にするようになります。

アムステルダムでは彼らはウクライナ人に会い、スロバキアにとてもいいホステルがあってそこでは可愛い子がよく泊まっているという噂を聞きます。この噂を頼りに彼らはスロバキアに向かいます。素晴らしいと聞いたホステルとホットな女性を求めて・・・。ホステルに着き、噂通り良い時間を過ごした後何人かの友達が1人ずつ消えていきます。 消えるという簡単なわけではないのがこの映画のぐろいところです。彼らの頭はつるされていて、目玉もつるされています。かかとはスライス状にされていて、足はのこぎりで切られています。まぁ簡単にいうとこんな感じです。 このストーリーは Eli Rothという作家によって書かれました。 この話は事実に沿っていると言われていますが、どこまでが事実でどこまでが架空なんでしょうか？それとも本当に全てが全て事実だったんでしょうか？

実はこのストーリーが本当にあった話は東ヨーロッパではないのです。タイの村であった話だったのです。その村では組織立てられた犯罪組織が村を支配していました。 捕まえられた人は違う街に移動させられ、金持ちはそれらの人達がどれだけ拷問しても死なないかギャンブルしたりしていたそうです。このゲームがヒートアップし、人々は法外なお金を賭け出し人を拷問して殺し始めたのです。

この'ホステル'の映画はセッティングは違うものの、タイの村であった出来事をベースにして同じテーマが流れています。 映画ではヨーロッパのホステルが舞台に使われました。それはヨーロッパはバックパッカーにとって天国でありエキゾティックな場所であるからです。

このストーリーが本当の話だったかということですが、この映画の真実性はありません。この事件はタイで起こりましたが、これはホステルで起こったわけではありません。 しかし映画業者の人が真実を基に作った映画と宣伝したため、多くの人はこの事件がホステルで起こったと信じてしまいました。

どこからが実話でどこからがフィクションかの深い分析

ホステルの良さは映画の中で十分に描かれていません。ホステルは世界中のどこにでもあります。 映画でも見られるようにバックパッカーとして旅に出てヨーロッパで簡単にホステルを見つけることは可能であります。 主要な街からちょっとマイナーな街までホステルはあなたの行きたいところどこにでも存在します。

そしてホステルでは世界中から色々な人がやってきます。世界中のトラベラーはホステルの格安さとロケーションの良さを求めてやってくるのです。宿泊だけではなく、ホステルは様々な文化を直接学ぶことができる国際的な場所を提供しています。例えばアメリカ人がアムステルダムのホステルに泊まって、アイスランドやスペイン、ロシア、カナダそして日本といった他のトラベラーと友達になるということも可能なのです。

'どこがフィクションか?'

映画の中のホステルではちょっと極端なホステルの描写がされていました。映画の中で描かれていたような若者がパーティーしたい放題で お酒を飲みまくるといったイメージは実際のホステルとは全く違います。

実はホステルにはれっきとしたルールがあり、泊まる人はそれを守らなければいけません。ホステルにはよっては門限もありますし、ドラッグは絶対禁止されています。 ホステルによっては女性専用ホステルなんてあります。そして男性と女性が一緒に宿泊できないようになっているホステルもあります。ルールが守れない人はホステルで宿泊することはできなくなります。もちろん映画のようなことは決してありませんよ！

'なぜそんなに大きな違いがあるか?'

ハリウッド映画は売るために映画を誇張し、ショッキングで性的に刺激的な作品を作ります。ホステルという映画はやはりかなり欧米化されています。 あなたの恐怖心を駆り立て、世界で起きた本当の凶悪な犯罪を基にしていてとてもスリリングな映画です。 でも本当のホステルはもっとほっこりしていますので安心して下さいね！ この映画はとっても怖いですが、みなさんはホステルを利用して安全に世界を旅して下さい。