ソウル観光を楽しむためのポイント
ソウルは北東アジアの中心都市であり、言わずと知れた韓国の首都です。1949年にソウルは現在のようなソウルメトロポリタンシティとなりました。その後もソウルは発展を続け、1988年にはオリンピックの舞台、そして2002年には日本と共同でのFIFAワールドカップの舞台にもなりました。
ソウルは神話、伝説、伝統の息づく街です。そんなソウルではあなたはその深い歴史と、北漢山や南山などの大自然の融合されたソウルの素晴らしい空気を感じることができ、理想のバカンス先となること間違いないでしょう。もしあなたがアジアの歴史、東洋絵画や建築などの芸術に興味がありましたら、ソウルでは様々な文化の影響を受けた芸術が見られます。ここでは、そんなソウルについての興味深い情報、あなたのソウル観光をよりいっそう有意義なものにするための、訪問必須ソウルのトップ10観光スポットをリストアップしていきます。
1. 昌徳宮(チャンドックン)
昌徳宮は1405年に建造され(1623年に再建)、正宮である景福宮の離宮として創建されました。この宮殿は現在においても創建時の面影をはっきりと残しており、正門の敦化門は韓国最古の門と言われており、その先の錦川橋は韓国最古の橋とも言われています。正殿の仁政殿、執務室であった宣政殿、寝殿だった大造殿など13棟の木造建造物が現存しています。1997年にはユネスコ世界遺産に登録されました。
2. 仁寺洞(インサドン)
仁寺洞は非常に多くのアンティークショップが溢れている通りで、ただ通りを歩き、目に入る様々なユニークな骨董品や民芸品を眺めているだけで楽しむことができます。ここでは、古書、絵画、陶器、韓服などのショッピングが楽しめるでしょう。また、伝統的なお茶を売る店やユニークな食材を扱う店やレストランで韓国の食を堪能することもできます。
3. 北村韓屋村(ブクチョン)
昌徳宮と景福宮の間に位置しているエリアであり、ソウルの中で最も韓国の伝統的で昔情緒溢れる家屋や建造物が見られます。また、有名な韓国ドラマのロケ地として使われた建造物があるということでも非常に有名な観光地となっています。韓国の昔ながらの雰囲気を味わいながらのんびりと散歩してみてはいかがでしょうか。
4. 南大門市場
南大門を起点に始まるこの市場では全てのものを見ることができます。日用品や食品から土産物まで、ここに来ればソウルに根付いた市民の生活を垣間見ることができるでしょう。また南大門市場には毎日およそ50万人が訪れるとも言われています。
5. 軍事境界線(38度線)
この軍事境界線は南北朝鮮がかつてはひとつの国家であり、現在は分断されていることを示すリアルな証拠です。24時間常に両軍による監視が続けられ、また非武装中立地帯には一面に地雷が敷き詰められており、人間が入ることはできません。観光スポットとは言えませんが、韓国のリアルな現実を知るには訪れる価値はあるでしょう。
6. 岩寺洞(アムサドン)の新石器時代の集落跡
岩寺洞は韓国の櫛文土器時代の代表的な遺跡であり、BC3000年~BC4000年頃の新石器時代の人々の生活だけではなく、農耕文化が分かる遺物も出土しており、考古学の視点から非常に重要な意味を持つ遺跡です。メトロポリタンシティであるソウルの中心部から離れた岩寺洞でソウルの古代人の生活ぶりを見てみるのも興味深いソウル観光の一部となるでしょう。
7. 東大門ファッションタウン
このエリアはソウル屈指のファッションの中心地であり、DootaやMigliore等のソウルで有数のショッピングモールが軒を連ねています。東大門ファッションタウンはファッションに敏感なあなたにはソウルで最高のショッピングポイントになるでしょう。
8. 鷺梁津(ノリャンジン)水産市場
ソウル最大の水産市場で、150種類の水産物を取り扱っており、24時間常にソウル市民でにぎわっています。また、市場で買った魚をその場でさばいてもらい、近くの食堂で調理してもらうこともできます。水産物の値段は大抵の場合市場の主人との交渉によって決まり、魚の値段が安くなるかどうかはあなたの腕次第です!!
9. キムチ博物館
誰もが知る韓国の伝統料理キムチ。ここではキムチの歴史やどのようにキムチが作られるかを見ることができます。また、韓国の各地域によって異なるそれぞれの地域のキムチの味を比べることもできます。キムチの中に含まれる色々な香辛料の匂いを嗅いだり、キムチの中の乳酸菌を顕微鏡で見ることができたりと非常に面白いコーナーもあるので、キムチ好きな人には必見です!!
10. 国立デジタル図書館
この図書館には紙の本は一冊たりともありません。その代わりに、あなたは1億を越えるデジタルコンテンツを閲覧することができます。最新のコンテンツだけではなく、過去の文書などもデジタル保存されており、252ある閲覧シートにて、1人当たり1日3時間までの閲覧が可能です。
これでソウル観光の予習は完璧です!!あとはソウルでのホステルを予約して出発するだけ!!