人気の歴史的都市の慶州を探検しよう
慶州(キョンジュ)は韓国の南東部に位置しており、およそ千年前の新羅の首都でした。新羅が半島を676年に統一した後は、慶州の街は朝鮮の文化の中心地として発展してきました。この街は1995年には世界の最も歴史的な都市としてUNESCOに登録され、慶州の街自体が「壁のない博物館」と呼ばれており、その所以は街全体に巨大な石の仏塔のある有名な寺院や巨大な貴族の墓、宮殿の跡などの多くの歴史的遺跡が散りばめられているからです。
それらの数々の歴史的な遺産は慶州の街を韓国で最も人気の観光地のひとつにしました。石窟庵、佛國寺、慶州歴史地区などの慶州の文化的、歴史的遺跡は韓国の古からの時の流れを現代まで伝えており、偉人達の教えも語り継がれています。
瞻星臺 - Cheomseongdae
これは東アジアにて最古の天文観測所の跡です。世界の考古学者によってこれは7世紀のボトル型の石の天文観測所であると認定されました。その南を向いている四角い窓ははしごを使って入れる入口であったと考えられています。
雁鴨池 – Anapji Pond
ここは新羅王朝の宮殿の一部であり、王族が余暇を過ごした場所であると言われています。674年に新羅の文武王によって建造され、3つの小さい島を含んでいます。その池は1974年に一時的に埋め立てられ新羅王朝時代の財宝の発掘作業が行われ、それらは現在は慶州国立博物館に展示されています。
慶州国立博物館
この慶州国立博物館は主に新羅王朝時代の財宝や発掘物を展示しており、その中には金の王冠、陶器、仏具、そして石像などがあります。また、聖徳大王の聖鐘も展示されており、これはアジア最大の鐘であり、銅製の高さ3.4メートルで19トンもの重さです。
佛國寺
韓国で最も有名な寺院のひとつであり、これは新羅時代の建築技法の高さと深い仏教への信仰心を表しています。これは韓国の7大国家至宝の最初のもので、その他には石窟庵、青雲橋と2つの仏像があります。この寺院は韓国政府から韓国の歴史的なサイトの第一位の認定を受けています。1995年にはさらにUNESCOの認定も受けました。
石窟庵
これは世界で最も素晴らしい仏教寺院のひとつです。多くの仏像や守護神に囲まれており、その仏像の清らかな中心は木々の生い茂る森や丘と東の海を越え地平線を見つめています。石窟庵の花崗岩のドームのカーブは非常に素晴らしい建築となっています。